インドMIM社について
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ホスコートにある本社および製造拠点 | ドダバラプールの製造および仕上げ加工工場 |
ホスコート(HSK)にある事業所は、12,000平方メートルにおよぶ製造、エンジニアリング、ツーリングそして管理部門を擁しています。ホスコート事業所では、当社の本社であるとともに、少から中規模数量の生産を担っています。同事業所では、設計、ツーリング、脱脂、焼結、仕上げ加工の一部そして組み立ての作業を一貫して担当しています。
ドダバラプール(DBP)事業所は、60,000方メートルの敷地内に、13,000平方メートルにおよぶ製造工場を擁しています。ドダバラプール(DBP)事業所は、中から大規模数量の生産を担っています。同事業所では、ツーリング、脱脂、真空バッチ焼結および連続焼結を行っています。同事業所では、さらに、精密機械加工、熱処理、組み立ておよびメッキの設備を備えています。
当社は、社内でMIM原材料を用意することにより、高品質およびフレキシブルな生産対応を可能としています。よく管理された工場で、粉末とバインダーを高精度かつ誤差なくバッチ処理されます。均質で高品質の原材料の製造には、バッチ混合機および連続混練機が用いられています。混合プロセスおよび素材の特性は、常時モニターされています。
当社では、最新で高精度のクローズドループ方式の射出成型装置を用いています。当社で稼働中の装置には、能力と制御性能の向上のため、独自の改造を施しています。高い品質を得るために、必要な箇所は自動化されています。当社では、装置および製品を、SPC(Statistical process control)ツールを用いて連続監視しています。
当社では、焼結工程の前に、成型体 に残留している バインダー分を除去するために、独自の溶剤抽出プロセスを採用 しています。このプロセスは環境に対して悪影響を及ぼすことなく、かつ、十分な監視下で行われています。焼結は、真空バッチ炉あるいは高温の連続プッシャー炉で実施します。当社の真空炉は、正確な温度に維持しながら、各種合金を処理できるよう、さまざまなプロセスガスを導入できます。当社の連続焼結炉は、 量産向け の効率的な工程に使用されます。
当社は、近代的でよく整備した計測部門を有しています。計測部門には、画像計測装置など、高度な装置があります。走査型ヘッドを備えたCMM(三次元測定器)は、表面粗さや真円度の測定に用いられます。計測実験室は、工程で用いられる計測装置や、お客様との間で用いるゲージの校正やメンテナンス作業も担っています。
当社の分析実験室では、原料粉末、原材料および製品を分析したり、諸特性を計測したりする業務を担います。当実験室には、ICP-MS, ICP-OES, UV-Vis, EDXRF, SEM-EDAX および Leco の装置が備わっています。金属学的な分析に関しては、顕微鏡観察、硬度試験(表面硬度および微少硬度)、引張試験、塩水噴霧試験が可能です。原材料の特性検査は、キャピラリー式の粘度計や、DSCおよびTGA技術が用いられます。非破壊検査目的には、磁気特性、染料浸透探傷試験、マイクロフォーカスX線分析が用いられます。